結婚式にお呼ばれしたら、まずはどんなドレスを着て行こうかあれこれ考えてわくわくします。しかし、お気に入りのドレスを選んだとしても、次に気になるのが髪型でしょう。ドレスに合わせた髪型にすることで、コーディネートをきれいに仕上げることができます。

ということで今回は結婚式におすすめの髪型や髪型を決める際のマナーについて紹介していきます。どんな髪型にしようと悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

結婚式にNGのお呼ばれ髪型マナー

結婚式にしていく髪型には、いくつかタブーとされるものがあります。これを守らないと常識がないと思われてしまうこともあるので、気をつけましょう。

花嫁より目立つ

結婚式の主役は花嫁なので、花嫁よりも目立つ髪型にするのは控えましょう。ラメなどを入れるとかみをキラキラと華やかに彩ることができますが、やりすぎは禁物です。少しだけ入れる分には良いアクセントになりますが、つけ過ぎると目立ち過ぎてしまいます。まずは少しだけつけて様子を見て少しずつ量を調整しましょう。

また、トップのボリュームがありすぎるスタイルは花嫁よりも目立ってしまうので、気をつけなければなりません。

ダウンヘア

結婚式では基本的に、ダウンヘアは控えた方が良いとされています。絶対にNGというわけではありませんが、ダウンヘアはだらしなく見えてしまうこともあるので、気をつけましょう。

結婚式には正装で出席するのがマナーなので、清潔感のあるアップヘアにするのが基本です。髪を低めに結んでアレンジをするスタイルは、人気なので試してみてください。ハーフアップのスタイルで参加する人もいますが、アップヘアの方が格式高い印象です。

また、ショートヘアの人は、ブローやワックスを使ってセットをすればOKです。

服装に合わない

結婚式に着ていくドレスに髪型やアクセサリーを合わせることも大切です。特にアクセサリーを選ぶ際には、ドレスと同系色のカラーを合わせることでコーディネートに統一感を持たせることができます。

例えば服装がピンク系ならピンク系、ブルー系ならブルー系のヘアアクセサリーを合わせると、まとまりのある雰囲気に仕上げることができます。

結婚式におすすめのヘアスタイル

結婚式に参加する際には、どんなヘアスタイルをしていけば良いのか迷うこともあるでしょう。そこでここからは、おすすめのヘアスタイルをピックアップして紹介していきます。

編み込み

髪をすっきりとまとめつつ、女性らしい雰囲気に仕上げたいなら編み込みがおすすめです。頭の周りに沿って編み込みのラインを作り、後頭部で止めればすっきりとした雰囲気に仕上がります。

編み込みは難しいと感じる人も多いですが、コツをつかんでしまえばさほど手間のかかるものではありません。美容院でやってもらうこともできますが、結婚式まで時間があるという場合には、事前に何度か練習しておくと良いでしょう。

シニヨン

結婚式の定番とも言えるヘアスタイルが、シニヨンです。髪を下の方で結んだらくるくるとまとめ、ゴムにまきつけるように止めればOKなので、不器用な人でも簡単に仕上げることができます。ピンでしっかりと留めることがポイントです。

シニヨンはシンプルながらも品の良いスタイルに仕上がりますが、物足りないと感じる場合には小ぶりなヘアアクセサリーをつけると華やかな雰囲気にすることができます。

ギブソンタック

ギブソンタックも、簡単にできるのに凝ったような上品さを演出することができるヘアスタイルです。

ギブソンタックは髪をまず緩めに結んで、穴を開けて髪を通し、くるりんぱをします。結び目を引き締めたら残りの毛先を上から穴の部分にしまいこんで、ピンで固定します。

くるりんぱを使ったヘアスタイルは簡単に仕上げることができるので、初心者向きのヘアアレンジです。簡単なのにきれいな仕上がりなので、おすすめです。

ルーズアップ

緩く見せつつきちんと感を出すことができるルーズアップも、結婚式におすすめのヘアスタイルです。あえてルーズにまとめることで、ゆるふわ感を出すことができるおで、かっちりとまとめるよりも優しい印象に仕上げることができます。

デイリー使いに使うことができるのはもちろん、パーティーなどにも対応しているので、使い勝手が良いのがポイントです。ヘアアクセサリーを使うことで雰囲気を一気に変えることができるので、試してみると良いでしょう。

使うのはタブー！結婚式にNGのヘアアクセサリー

結婚式でのヘアスタイルをよりグレードアップさせることができるのが、ヘアアクセサリーです。ヘアアクセサリーと言っても様々なものがありますが、結婚式にはタブーとされているものもあるので、気をつけなければなりません。

では、結婚式につけていくのに良くないとされるアクセサリーには、どのようなものがあるのでしょうか。

動物の殺生を連想させるもの

動物の殺生を連想させる「ファー」や「革」、「アニマル柄」などのヘアアクセサリーはデイリー使いには良いアクセントになりますが、祝いの席である結婚式には不向きです。

動物の殺生を連想させるアイテムは、ヘアアクセサリーだけでなく基本的に結婚式のドレスやバッグ、靴などの小物にもNGです。日常的にこれらのアイテムを使っているという人はついついやってしまうこともあるかもしれないので、要注意です。

必ずしもNGというわけではありませんが、非常識と思われる可能性があるので気をつけましょう。

花嫁とかぶるもの

結婚式の主役は花嫁なので、花嫁とかぶるようなヘアアクセサリーは避けましょう。被ってしまうとせっかくの花嫁が目立たなくなってしまいますし、花嫁にも気まずい思いをさせてしまうこともあります。

花嫁がつけるものとしては白いヘアアクセサリーやパール・お花などのモチーフを使ったアイテムなので、これらを避けてヘアアクセサリーを選ぶと無難です。

また、あまり派手すぎるものも花嫁よりも目立ってしまうので、気をつけなければなりません。

カジュアルすぎるもの

結婚式はフォーマルな場なので、普段着に合わせるようなカジュアルすぎるヘアアクセサリーは不向きです。通常のヘアピンやポップなデザインのヘアアクセサリーなどは不釣り合いとなる場合があるので、結婚式にしていくのは避けましょう。

まとめ

今回は結婚式のお呼ばれにしていくヘアスタイルのマナーについて紹介してきました。髪型もヘアアクセサリーもフォーマルな場に合うものを選ぶことが大切なので、自分でヘアアレンジをする場合には気をつけましょう。

きれいなヘアスタイルに仕上げて、結婚式を思い切り楽しみましょう。